ディーゼル車の煤(すす)トラブル
マツダのディーゼル車は本来トルクがもりもりでパワーもありものすごく楽しい車です。
しかし最近のクリーンディーゼルは環境規制によって排気ガスをキレイにするために様々な部品がついております。
その結果、排気ガスはキレイになったがキレイにする部品などに煤（すす）が堆積して詰まってしまうという現象が多々発生してしまっているのが現状です。
上記のイラストはディーゼル車でよくトラブルが起きる箇所を分かりやすく書いた図です。
「ディーゼル車は煤がよく詰まる」と世間では有名？になってきたせいで煤除去の件でよくお問い合わせをいただくのですが煤除去といっても実際にはどこの部分の煤が溜まってて除去をするのかわかっていないお客様もいらっしゃるのでご説明いたします。
ディーゼル車で煤トラブルがあるのが、
❶吸気系（エンジンの入口あたりの部分）
❷排気系（マフラーについているＤＰＦという煤を回収する装置）
❸噴射系（燃料をエンジンに噴射するインジェクターという部品）
上記の３か所がトラブルが起こりやすい場所です。
特にマツダディーゼルエンジンの吸気系、２２００ｃｃ、１５００ｃｃどちらのエンジンも信じられないほどものすごく煤が堆積して詰まってしまい、
◼︎燃費がリッター２～３悪くなった
◼︎エンジンのパワーが落ちた
◼︎エンジンのレスポンスが悪くなった
◼︎エンジンのかかりが悪い
◼︎エンジンの警告灯がついた
などの症状が出たりします。
マツダのディーゼル車の２２００ｃｃはＣＸ－８、ＣＸ－５、アテンザ、アクセラ
１５００ｃｃはＣＸ－３、アクセラ、デミオです。
もちろんマツダディーゼル車以外の車、ハイエース、エクストレイル、デリカなど堆積具合は車種によって違うかもしれませんが煤が堆積してしまいます。
車は人間と同じで空気を吸えなければ空気を吐くことはできません。
なので当店ではトラブルが起こりやすい箇所３点を同時に洗浄、リフレッシュする事をおすすめいたします。
マツダディーゼル煤除去
誠屋ではドライアイス洗浄によるマツダディーゼル煤除去、カーボン除去に力をいれています。
一般的に？マツダディーゼル煤除去と言われるのは吸気系の煤除去の事を言います。
マツダディーゼル煤除去費用、料金は下の方に記載してあります。
各部品の洗浄前、洗浄後の写真をお撮りしてお車お渡しの時に写真をお見せいたしております。
ご希望の方には写真を差し上げております。
（ご希望の方には除去した煤もプレゼントいたします笑）
- エンジン吸気ポートのドライアイス洗浄
- シャッターバルブ、EGRバルブ、バイパスバルブをドライアイス洗浄
- インマニ、EGRクーラー、パイプ類を専用液剤を使って超音波洗浄機による洗浄
２２００ｃエンジン、１５００ｃｃエンジンによって少し内容が異なります。
１５００ｃｃエンジンのインマニは樹脂製でつなぎ目からオイルが漏れるので新品に交換いたします。
ガスケット類、冷却水は新品に交換いたします。
洗浄箇所の説明をいたします。
上記の写真はマツダのアテンザ、２２００ｃｃのディーゼルエンジンの吸気ポート
（エンジンに空気を吸うところの入口）のドライアイス洗浄前、洗浄後の写真です。
黒い物が煤（すす）、カーボンです。煤で空気の通路が塞がって空気があまり吸えない状態になっています。
この写真の車は１０万ｋｍぐらい走行している車両です。
煤除去をご依頼される方の多くは大体１０ｋｍ前後の距離を乗られてる方が多いです。
煤の堆積具合は使用環境、乗り方によって違うらしいです。本当かどうかわ分かりませんが・・・
よく言われているのがチョイ乗りやノロノロ運転をすると煤が溜まりやすいと言われています。
逆に頻繁に長距離を乗る、エンジンを回して乗る方は溜まりにくい？らしいです。
１０万ｋｍぐらいになると結構ひどく詰まっているので５万ｋｍぐらいでも結構溜まっているのかなと思います。
エンジンの吸気ポート（入口）の奥にはインテークバルブと言う空気を吸うためのバルブ、弁があります。
上記の写真はインテークバルブの洗浄前後の写真です。
実はここの煤、カーボン除去をするのが特に難しいし手間がかかります。
インテークバルブ周りもドライアイス洗浄するのですがバルブについている煤はエンジンの熱によってカチカチに固まりこびりついていてなかなか落とせません。
ドライアイス洗浄、ウォールナットブラストなど煤をキレイにするやり方はいろいろあります。
マツダディーゼル煤除去を気合を入れて？やっているお店は栃木県では当店だけだと思うのですが全国を見るとポツラポツラあります。
その中のお店には何分で煤をキレイにしますとか１日で終わしますとか短納期、低価格のお店もあります。
そのようなお店は果たして吸気バルブ周りやその他の部分まできちんとキレイにしているのだろうか？
私の結論➡そんな短時間では絶対無理です！
たぶんポートの入り口だけささっとやってその奥の吸気バルブ周りまでは煤を完全にキレイに除去しきれていないと思います。
キレイに除去できてないという事は除去できていない煤の上にまた新たな煤が溜まり結果また詰まるのが早くなると思います。
多少の妥協はあるけれどせっかくキレイにするんだったらバルブ周りまでなるべくキレイにしたいと思っています。
- 誠屋と料金が安い店の料金の差は吸気バルブまでキレイにするかどうかにあると思います。
- 誠屋ではバルブ周りまでキレイに煤を完全除去いたします。
- 誠屋は煤洗浄に自信があるので洗浄前と後、もちろんバルブ周りの画像もお見せいたしております。
- お店選びの際は吸気バルブまでキレイにしてくれるか要チェックです。
なので当店では１週間ほどお時間をいただいております。
その間、代車の方は無料でお貸しいたしております。
⬆︎こちらの写真は２２００ｃｃエンジンのシャッターバルブ、ＥＧＲバルブ、バイパスバルブの洗浄前後の写真です。
これらのバルブにも煤、カーボンが大量に堆積してしまっています。
この部品たちは電気回路の部品が付いているので水でジャブジャブと洗えないのでドライアイス洗浄にてキレイに洗浄いたします。
⬆︎こちらの写真は２２００ｃｃエンジンのインマニ、ＥＧＲクーラー、その他パイプ類を専用液剤を
使用して超音波洗浄機にて洗浄している写真です。
部品に付着している大量の煤をあらかじめ手作業で除去しましてその後、洗浄機にて洗浄いたします。
⬆︎上記の写真は手作業で除去した大量の煤です。
写真でわかる通り片手で乗り切らないない程の大量の煤が取れます。
友達に見せたい、知り合いに見せたい、記念に？ご希望の方には煤プレゼント！
１０万ｋｍぐらいでこんな大量の煤が取れるのだから５万ｋｍぐらいでも大量に煤が堆積するのが想像できますよね。
煤が堆積すればするほど空気の通り道が狭くなり燃費の悪化、パワーダウンいたします。
せっかくトルクもりもりの楽しい車ですから定期的にメンテナンスしてあげたいですね。
⬆︎上記の写真は１５００ｃｃのインマニの写真です。
先にも書きましたが見ての通り樹脂製なのですがよくつなぎ目からオイルが漏れますのでこちらの部品は新品に交換いたします。
もちろん１５００ｃｃのエンジンにも煤が大量に堆積いたします。
⬆︎上記の写真は１５００ｃｃのインタークーラーの写真です。
この部品は樹脂製のインマニの中にセットされていてオイルミストを含んだ空気がインタークーラーのフィンの中を通過していくのでこちらにも煤といいますかヘドロのようなオイルの塊が付着します。
この部品は専用液剤を使用して超音波洗浄機にてやさしく洗浄いたします。
マフラーＤＰＦ強制燃焼
一番最初に書きましたがディーゼルエンジンでトラブルが多い箇所の一つにマフラーのDPFがあります。当店では吸気系の煤除去と合わせて排気系のマフラーのDPFの煤の洗浄、クリーニングもおすすめいたしております。
ワコーズの商品でディーゼル２と言う商品があります。
当店ではディーゼル２をDPFに注入し専用機器にて煤の強制燃焼をいたします。
お車を通常使用している時も自動で強制燃焼（車種により手動もあります）
しますがそれだけでは完全に煤を取り切れなかったりするみたいです。
なのでこの機会にDPFをキレイにリフレッシュしてはいかがですか？
煤が取り切れないまま使用するとどんどん煤が溜まり次第に煤がカチカチに固まり、エンジンのチェックランプやグローランプが点灯してしまいます。
このような状態になるとディーゼル２を注入しても洗浄できなかったりします。
ちなみにDPF交換となると２０万円オーバーの費用がかかります。
そうならないために定期的にプロによる洗浄をおすすめいたします。
インジェクター洗浄剤
こちらも一番最初に書きましたが燃料を噴射するインジェクターという部品もディーゼルでトラブルが多い箇所です。
この部品の燃料を噴射する穴は超極小の穴で煤が溜まりキレイに燃料が噴射できなくなったりします。
その穴についた煤をこの添加剤でとかしてしまうと言う商品です。
この商品は燃料の給油口から入れるだけなので当店では販売のみで給油のタイミングでお客様に入れていただくという流れになります。
インジェクターの穴に煤が溜まり燃料の噴射状態が悪くなるとどういう事が起きるかと言うと
簡単にいうと不完全燃焼となりその結果煤が多く発生し吸気系に煤が体積、排気系のマフラーのDPFにも煤が体積してしまいます。
マツダディーゼル煤除去費用 作業日数
2200cc(2.2D)｜ CX-8,CX-5,アテンザ,アクセラ | |
|---|---|
吸気系のみ煤除去コース | ¥110,000(税込) |
吸気系/排気系/噴射系３点煤除去コース | ¥132,000(税込) |
1500cc(1.5D)｜ CX-3,アクセラ,デミオ | |
|---|---|
吸気系のみ煤除去コース | ¥110,000(税込) |
吸気系/排気系/噴射系３点煤除去コース | ¥132,000(税込) |
上記料金は部品代、材料費、工賃すべて込みの料金です。
作業時間の方はお時間がある方には通常１週間お時間をいただいております。
遠方の方などの為に最短１泊２日コースも承ります。
（１泊２日コースはマツダ車のみのコースになります。）
事前要予約です。
代車の方は無料でお貸しいたしております。
観光がてらにいかがでしょうか？
納車の時にお客様に除去した煤と洗浄作業の前と後の画像をお見せいたしております。
ご希望の方には画像を差し上げております。
あまりいませんが除去した煤もご希望であれば差し上げております。
（ビックリするほどとれるので友達に見せたいという方がたまにおられます。）
マツダディーゼル車以外の車種も受付いたしております。
マツダ車以外 | |
|---|---|
吸気系のみ煤除去コース | ¥165,000(税込) |
吸気系/排気系/噴射系３点煤除去コース | ¥187,000(税込) |
ハイエース、エクストレイル、デリカ、直噴エンジンのガソリン車などその他車種もご依頼承ります。
マツダ車以外の車種は¥165,000(税込)になります。
外車は今のところ受付いたしておりません。申し訳ありません。
上記でも書きましたがマツダのディーゼル車の煤の堆積具合がとにかく半端なくすごいです。
月に何件もお問合せをいただき栃木県内はもちろん関東近県の東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、茨城県からもお客様がお見えになられています。
東北の福島県、山形県、秋田県、宮城県、岩手県、青森県の方、
マツダディーゼル煤除去、ドライアイス洗浄お待ちしています。
ドライアイス洗浄とは
誠屋ではグリーンテックジャパン社製のドライアイス洗浄機を栃木県の整備工場で初導入いたしました。
ドライアイス洗浄とはマイナス７５°のドライアイスの粒を大量の圧縮空気にて吹きつけ瞬間冷却による熱収縮と気化する体積膨張力によって汚れ、付着物を瞬間剥離いたします。
わかりやすく言うと固体のドライアイスが空気に触れて気化すると約７５０倍に体積が膨れてその力で汚れを剥がしとると言うことです。
ドライアイス洗浄は様々な汚れをとる事ができます。
ディーゼル車の煤汚れはもちろん、SUV車などに使われている未塗装の黒い樹脂の白くなった汚れ、
スチーム洗浄では落ちない汚れ、バイクの細かい箇所の汚れなど
ドライアイス洗浄できる箇所は広範囲に及びます。
私が一番感動したのは黒い未塗装の樹脂の部品が白くなったのは紫外線などで部品そのものが劣化したのだと思っていたのがドライアイス洗浄したら新品みたいにキレイに黒くなった事です。
（煤除去じゃなくてすみません）
黒いパーツが白くなっているとすごく古臭く見えますよね。
水で洗剤つけて洗ってもまったく変わらなかった部品が新品みたいな黒さが蘇りました。
水を使わない、細かい場所も洗浄できるすばらしい機械です。
煤除去以外の洗浄は要相談です。
ドライアイス洗浄についての詳しい事は下記ホームページをご覧ください。
